●極上和本YM2883●莫妄想 石門心学 石田梅岩仮託 稀書

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■莫妄想 石門心学 石田梅岩仮託 稀書 美本
【判型】半紙本1冊。縦246粍。
【作者】作者不明(石田梅岩作と擬せられた)。
【年代等】江戸後期刊カ。刊行者不明。
【備考】分類「心学」。末尾に「石田勘平」の墨判の有無により少なくとも2種の板種がある。『莫妄想』は、梅岩が晩年に至った境地であり、梅岩の基本理念でもある「性ヲ見ル」についての考えを綴った問答体と、「御書附ノ返答ハ暫ク差置候」(第14丁オ)で始まる約2丁(全37行)の一文(梅岩直筆の遺稿あり)からなる書。刊本には刊行年代および蔵板者が明記されていないうえ、巻末に「石田勘平」の記載のあるものとないものの二様ある。本書の大半を占める全書の問答体も思想内容や心学舎中に伝わる言い伝えから梅岩の遺稿とされてきたが、前後の収録の違和感や出版状況、また、梅岩の根幹的思想でありながら高弟(手島堵庵・中沢道二等)が本書に全く触れていない事実などから偽書とする説や、梅岩の問いに師の小栗了雲が答えたものとする説(勝部真長)もある。本文は全文が楷書、半丁10行・付訓で書かれ、まず「見性成仏(けんしょうじょうぶつ)(セイヲミレバホトケニナル)ト云(いえ)ルガ、本来無一物(ほんらいむいちもつ)(モトキタリイチモツナキニ)ニ何ノ性(せい)ヲ見事(みること)ゾヤ」の問いから始まり、性は「無形無体」であり、この性を見る時は仏・衆生の隔てなく無心・無念の真仏にかなうため、「見性(けんしょう)(ホンシンヲミル)」との答えが掲げられる。以下、同様の問答で、「妄リナル分別」「私案」「私心」の有無が賢・愚の違いであること、「天ノ流行」も「道ノ体」も「聖人ノ心」も息(や)むことがないことが「仁」であること、人が善を好み悪を憎むのは「分別」ではなく「性善」のためであることなどを述べる。
★原装・題簽付・概ね美本。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。


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